よくある質問

よくある質問を下記に記載致します。

副作用などはありますか?

国立大学法人筑波技術大学の報告(http://www.k.tsukuba-tech.ac.jp/cl/section/history )よると、鍼施術の有害反応は以下のように記載されています。全身性の副作用として、疲労感・倦怠感(はり受療患者の8.2%)、眠気(2.8%)、主訴の一時的悪化(2.8%)、刺鍼部の掻痒感(1.0%)、めまい・ふらつき(0.8%)、気分不良・嘔気(0.8%)、頭痛(0.5%)、気胸・感染・脊髄損傷(非常にまれ)があります。

鍼(はり)を刺されると痛いですか?

「鍼」と聞いて、注射針や裁縫時の針をイメージして不安になられる方は少なくないようです。しかし鍼施術はそれほど痛みがありません。むしろ施術中に寝てしまう方もいらっしゃるぐらいです。施術で使用する鍼は先が注射針と比べかなり細く、刺入されている感覚が少なく痛みを感じにくい形状になっています。また、施術の際「鍼管(しんかん)」と呼ばれる筒状の管を使うことで刺入時の痛みが緩和されるため、当院ではこの方法を採用しています。

痕は残るのですか?

基本的に痕は残りません。鍼灸(しんきゅう)の「鍼(はり)」と注射の「針」は太さがかなり違います。注射針の太さはインフルエンザの予防接種などで0.5mm、採血用は0.7mmが主です。そして鍼施術でよく用いられる鍼はわずか0.10mmからあり、太いものでも0.25mm程度。なお、髪の毛の太さは0.1mm程度ですから細いものだとおよそ髪の毛1本分ぐらいとなります。もう一つ大きな違いは先端の形状です。注射針は薬などを注入しないといけないので先が尖り皮膚を切り裂く構造になっています。一方の鍼灸用の鍼は皮膚を傷つけるのではなく、繊細な部位にもより優しく使用できるように鍼尖が丸い形状なので痛みも少なく痕も残りにくくなっています。

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